【ビジネス】どれを買うかではなく、誰から買うか
大量生産、大量消費の時代は既に終わった
今回はこの記事のテーマの通り、世の中に同じような商品やサービスがあふれる中、どのように売っていくのか?というお話です。
大変重要なテーマでありますし、ここをしっかりしないと、製品やサービスをせっかく持っていても、宝の持ち腐れになってしまうことにもなりかねません。
現代は技術の発展によって商品もサービスも供給過多の状態にあります。
しかもそれらの多くが、品質に大差がなくなってきています。
アイディアから新しいものを生み出すのも一つですが、1か月後にはライバルが現れてつぶされることもよくある話で、継続して利益を上げることは難しいです。
それでは、消費者はどうかというと、例えば近年では海外製品であっても品質の良い製品はたくさんありますよね。
ですから、製品を安く手に入れたい人にとっては、どこで買っても同じですし、つまりは価格次第ということになります。
そうなると、当然安売り競争になりますから、企業の利益は圧迫されます。
これを回避するためには、安売りしないことが重要になってきます。
自分の会社やビジネスが価格競争に巻き込まれているようでしたら、早急にそこから脱する次の一手を考えていった方か良いかもしれません。
ビジネスの主軸となるもの
商品のファンではなく、あなたのファンにする
商品やサービスが同じようなもので提供されているなら、商品やサービスを消費者はどのような基準で選んでいるのでしょうか?
消費者は商品や商品やサービスを自ら造りだすことができないために、それらのものをお金を払って購入しています。
ホームベーカリーを持っている人は、それで作れるパンをお店で買ったりしないですよね。
なので、購入してくださる方は、自分でその商品やサービスを作り出すことができないので購入してくれるんです。
あなたがもし、お店に行って、商品を探している時にどの商品が良いか迷ったとします。
お店の方に聞いたらとても丁寧に説明してくれたらどうしますか?
そこには様々な知識や気づきがあって、おかげで自分が購入するべきものが分かりました。
そのあとわざわざ別のお店に行ってから同じ商品を購入するでしょうか?
多少価格が高くても、そのお店(人)でほとんどの方が購入するのではないでしょうか。
このように、実は商売のコツみたいなものは、実は新しくも古くもないのです
そこに人が関わる関係上、いつの時代も人の心理でトレンドは生まれます。
そこに時代背景などが加わって、その時代ごとに変化します。
ただ、いつもポイントになるのは人の心理です。
マニアックがむしろ良い
とはいえ、人間の感情は非常に変わりやすく、個人差もあり、特徴をつかむのがすごく難しかったりします。
なので、好き嫌いはあって当然なんですね。
万人を見ていては、いつまでたっても焦点が定まりません。
特に今の時代に必要なのは、万人に好かれるタイプではなく、少数の人にドップリとハマる専門性だと感じます。
あなたの得意とする分野で、マニアックな人たちのニーズをつかむ事こそが、WIN-WINの関係を作ることにもつながります。
その人たちとつながるためにインターネットのコミュニティーをフルに活用していくのがこれからのスタイルだと、個人的には思います。
今回も結構重要なことを書いたと思っています。
自分の頭の中を整理する意味でも、このブログは役に立っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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